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| 2002年3月号 |
| 私が更新作業を怠けていた期間、大塚先生がせっせとコラムを書いてくれました。今回は2連発でお送りしま〜〜す。先生、遅れてごめんなさい・^^; それとは別に、このたび大塚先生ご自身が、ホームページを作りました。出来たてのほやほやですが、皆さん是非一度訪問ください。医療の相談など、親身になって答えてくれる事でしょう。本当に頼りになる友達です・・感謝 大塚内科医院ホームページ |
| ■大塚先生のコラム 頑張ろう自営業! 七年間開業医を経験してきて、開業医というのは、そもそも経営のノウハウなど全く知らない素人が、日常診療の他に、従業員を使ったり、出入りの業者と交渉したり、経理をやったり、複雑なレセプト(診療請求業務)をしたりと、周りの方々が思うような悠々自適の楽な商売とはとても思えません。小さい頃は、「なんだ親父は、昼に三時間も休んで、患者さんがいないときは悠々とたばこなんかふかしやがって。結構お気楽家業だな。」なんてまじめに思ってました。 |
患者さんというのは、そもそも医者と世間話をしに来る人はいるはずもなく、悩みをうち明けにくるのです。みなさんも人の悩みを聞くのは疲れるでしょう?しかもその一人一人の病気を、自分の知識を最大限使って分析して、答えを早急に出さなくてはならない。しかもそれが一日に100人以上となると、開業医の少なかった頃、毎日一日150人以上みていた親父は偉かったんだなあと思います。 最近の医療事情は変わってきており、昔のように”お医者様”から”医者”に格下げになりました。少しでもミスがあればすぐに新聞に登場させてもらえます。窓口で患者さんに怒鳴られたり、びよういんには一万円払うのに、びょういんには十円でレセプト開示を求められます。 最近では、全然かかったことがないのに子供の風邪薬を出してほしいといわれ、診ないで出すことはできないと言うと、前の病院では出してくれたなどと言われ、保険証を持ってこない患者さんに、今回は自費で次回精算してくださいというと、そんなこというならもう二度とこない、明日持ってくるからみろ!と脅され、病気で困っている人を放っておけず、渋々診るとやはりいつまでたっても持ってこない。いつか患者さんの質についてもマスコミは議論してほしいと思います。(もちろんふつうの患者さんの方が断然多いのですが。) 新年度の医療は診療報酬引き下げもあり、ますます経営能力と本来の能力のない医者がつぶれていくでしょう。窓口負担も増え患者さんの不満がよけい増えるでしょう。先行き不安だらけですが、自転車で往診!町のホームドクターとして逆風にうち勝っていくぞ! みなさんやさしくね、、、。 |
| ■人を幸せにできる幸せ 往診先の患者さん宅で、「先生は薬も持ってきてくださって、こんな親切な先生はそうはいない。」と出入りしているヘルパーさんにいわれた話を聞きました。僕にとっては往診して、「じゃあ薬はあとで取りに来てください。」では”動けない患者さんのための往診”という原則上おかしな話で、ましてそこは老夫婦二人の世帯で、たとえば風邪薬などが追加で必要でも、私かスタッフがあとで届けるようにしています。これは医師としてというよりも、健康な人間として病んでいる方を助けるという、ごく当たり前のことだと思います。逆に思ったのは、そんなことが”珍しい医者”と言わしめてしまうほど、今の医療は親切さを欠いているのかなと思いました。 確かに今は医療の世界も厳しく、つぶれていく開業医の先生、中小病院は多々あります。しかしだからといって、受診した患者さんに二日分の薬しか出さないとか、こと整形においては意味のない人にまで脅かしてリハビリに毎日通わせたり、明らかに経営を主に考えてやってもいいのでしょうか。そうせざるをえない制度の欠点もあるのでしょうけれど、こんな今だからこそ医者も生活を節制して、その分誇りを貫いていただきたいと思います。私は”人を幸せにできる幸せ”って大切だと思います。こんな不景気にオマエはのんきでいいよなとか、やっぱりお坊ちゃんだとかいう人もいるでしょうけど、こんな今だからこそ医者の原点、人としての原点、これを守っていかなくてはと思います。 開業してすぐ、正月に門松を立てたら投書をいただいたことがあります。「この不景気にお宅はなんて不謹慎なんだ。」というものでした。毎年父の代から同じ業者さんにお願いしていることなので、逆にやめたら業者さんにとって痛手になるので無視しましたが、本当に日本は最悪の状態なのでしょう。私ががんばれば、私が成功すれば周りに救われる人がいる。そして”人を幸せにできる幸せ”という言葉をお金より貴重な糧にしていれば、必ず患者さんはその医者を選ぶはず。今年も相変わらずつまらないことに時間を費やしている政治家には期待しないで、周りの人を幸せにする幸せのために、汗をかいてがんばって乗り切りましょう。 そろそろインフルエンザが流行りだしてきています。患者さんはすぐにインフルエンザの検査して特効薬を使った方がいいのではと言ってきます。しかし薬にも副作用という物が必ずあります。特にインフルエンザの内服薬は、今年出たばかりの薬ですのでやたらと使うのはどんなものかなと思います。マスコミの恐怖心をあおる報道と、詳しすぎる医療情報番組のおかげで、医師の力量は関係なくなってきています。この検査をしてこの薬を出してくださいでは、医者はいらなくなっちゃいます。もうちょっと、テレビよりお医者さんを信用してくださいね。 |
| ■ハウスネットワーク・東京 私たちが頑張っているハウスネットワーク・東京に、新たに大庭君がメンバーとして加わりました。彼のHPも、なかなかスタイリッシュな感じで、素晴らしいです。 このハウスネットも、今後何かの起爆剤がないといけないな〜〜と思っています。設計事務所をもっと身近に、“ほんまもん”の住まいづくりをめざして頑張らねば!! しかし何か起爆剤・・ありませんかね? |
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