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2003年9月号
大塚先生のコラム

■「がんばれ!ヘルパーさん!

我々訪問診療をおこなう医師にとって、訪問看護婦さんやヘルパーさんは、医者が不在の患者さん宅を守ってくれる貴重な存在です。
介護保険が社会の中になくてはならないものになった今、ヘルパーさんはどこまで自分が患者さんに関わっていいのか、社会が誰も線引きをしてくれておらず困惑しています。

万一、親切心でおこなった行為が事故を招いてもその責任は、ヘルパーさん個人にぶつけられてしまうのが現状です。
かといって、目の前で患者さんの状態が悪化して、たとえば痰の吸引をすれば助かるかもしれないのを、今厚生省で認められている筋萎縮性側索硬化症以外の患者さんは痰の吸引は認められておらず、みすみす救急車を待つしかないというのが現状です。



大塚龍彦
大塚内科医院ホームページ
当院の在宅患者さんのヘルパーさんは、よく患者さん宅でかち合うせいか私のキャラクターを知っているため、何かあると直接電話してきてくれます。ありがたいことにそういったきめ細やかなヘルパーさんの質問、進言で何度患者さんが救われたことでしょうか。

今の医療制度には訪問看護婦さんに対しては「訪問看護指示書」がありますが、「ヘルパー指示書」はありません。もともと医療行為はしてはいけないヘルパーに、医者が指示する必要はないのだという考えからなのでしょう。

しかし、それは人道的にどうなのでしょう?

道ばたで人が倒れていたって、気づいた人が救急車を手配したり、出血していたりすればあわよくば素人の方でもハンカチで抑えるなどしますよね?ということは、ましてそれが相手が在宅ケア中の病人であれば、急変などは日常茶飯事で、そのうえヘルパーさんが一人で患者さんをみているときであれば、何もしないで救急車を待っているだけでは、かえって御家族に恨まれないでしょうか?

痰の吸引や軟膏の塗布、湿布薬をはる、目薬をさす、飲み薬を飲ませる、つめを切ってあげる、器械で血圧を測る、そういったことですらヘルパーさんの行為は法律で禁じられています。
しかし、そんなことは御家族だってしていることじゃないですか。おそらく、他人であるヘルパーさんが家庭に入り込むわけですから、法律で一線を引いて守ってあげようというのが厚生省のねらいでしょうが、今や現実とはあまりにかけはなれて、現場ではじゃまな法律になっています。

どうか責任の所在を医者に下さい。
医者だからわかる事、ヘルパーさんにはわからない事ってたくさんあるのに、同じ現場にたくさん足を運ぶのはヘルパーさんなのです。

患者さんも、患者さんの御家族も百人いれば百様です。
このケースは余計なことをしない方がいいとか、
このケースはここまでしていきましょうとか、
医者が指示できればヘルパーさんがどれだけ楽に介護ができるか、、、。
と思うのですが、そんなことを医師会に持ち出したら、
「そんなことまで責任はとれない!」
の一言でしょう。(間違いなく!!)
でも医師会で訪問診療をおこなっている医者はほんの一掴みです。
厚生省と同様現場を知らない人ばかりです。

「事件は現場でおきているんだ!会議室でおきているんじゃない!」
(昔桐蔭学園高校時代織田裕二(三歳下)と人気を二分したんだけどなあ、、、。???)
少なくとも自分に関わるケースだけはそういったシステム作りをしていけたらなあ、、、
いずれはせめて相模原市の中だけでも「ヘルパー指示書」なんて事を実現させたいなあと思っています。
■「将来の建築家を夢見て」
最近嬉しい話がありました。
と言うのも私が設計・監理をさせていただいた、横浜K邸(輸入住宅)の息子さんが、将来建築家になりたいと学校の面談で言ったそうです。

ご両親は初耳で???だったのですが、よく話を聞いてみたら、なんと“私”に憧れてそう決心したそうです。なんか良いですよね・・率直に嬉しいです。

宿題でその人(私)に会ってインタビューすると言うのがあると言うので、早速メールでしたが会話をしました。T君これからどんどん建築を好きになって、何にでもチャレンジしてくださいね。

待っていま〜す!
■「カブトムシの訪問」
先月の後半でしたか、朝仕事に出る為に玄関のドア―を開けると、なんと床にカブトムシ(メス)が居ました。少し弱っていたようなので、早速我家で飼う事にしました。もっぱら世話をするのは私と娘ですが・・

名前は「カブ子」・・そのまんまですが、何故か可愛いです。よっぽど居心地が良いのか、一度逃げてしまったのですが、翌日また戻ってきました。不思議ですよね〜〜

そのカブ子の姿をご覧下さい。
これを撮影していたら、息子に笑われましたが・・
■「編集後記」
7月に胃カメラを飲んで“ピロリ菌”がいるのが解りました。
1週間薬を飲んで、やっつけるの事が出来たようです。
やはり健康が一番・・皆さん定期検診をお忘れなく!

それと同級生の(株)鈴木住研・鈴木君のHPが出来ました。
一度訪問してくださいね。

http://www.k2-homes.com/hp/suzuki-j/
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